研修会

2011.07.05

7月2.3日の土日に麹町の白鵬株式会社主催「歯周病専門医による実践インプラント治療」を受講してきました。
講師の長谷川嘉昭先生とは目白歯周病研究会時代からお世話になっています。
葛飾区立石から日本橋に医院を移転し、飛ぶ鳥落とす勢いの先生ですが、実は京都大学在学中に司法試験に合格され4人のお子さんを育てながら弁護士として活躍中の奥様も有名です。
村○ファンド関係など大きい案件を抱え、大忙しとの事。
長谷川先生のセミナーは法律の話も楽しみです。
中でも驚いたのは、弁護士も飽和状態で、細かい案件で食いつなぐ人も増え、歯科はちょうど良いくいぶちだそうで、歯科医と弁護士のダブルライセンスを持つ先生の講演会は盛況のとの事。
なんともいやな時代ですね。

CGF(Concentrated Growth Factors次世代の完全自己採血による血小板濃縮フィブリン製剤。)を用いてFGGの実習を行いました。なんだか横文字ばかりになりましたが、FGGとは角化歯肉と言う硬い歯茎があるのと無いのとではインプラントの寿命が変わるとも言われているため、上顎から皮を一層剥ぎとり、インプラント部分に縫い付ける事です。

この際の出血はかなりの量になるため止血が難しいのですがCGFを用いることで止血がしやすくなるのです。ハードな2日間でしたがみなさんお疲れ様でした。