» 2016 » 7月のブログ記事
千葉県松戸市小金原 しんぽ歯科医院受付成澤です。
今日、早速ポケモンGOをダウンロード・・・。出来ませんでした。
お使いの端末はこのバージョンに対応していません。
だそうです。
「どうしてもやりたい」とは思っていませんでしたが、なんとなく残念です。
千葉県松戸市小金原 しんぽ歯科医院 助手 西澤です。
我が家にはイヤイヤ期の子供がいます。全てに「イヤ!」と言います。
もちろん歯磨きも。
子供がどうしたら歯を磨きたくなるかなと考えていました。
そんな時にインターネットで見つけた動画。
これを見せたら子供の歯磨きスイッチが入りました!
それは、こちらです。
最近では、「ゴシュシュする!」と歯磨きが楽しくなってきたみたいです。
松戸市小金原しんぽ歯科医院事務の清水です。
今朝、庭に蝉の抜け殻をひとつ見つけました。
「えっ、もう?。早い……\(◎o◎)/!」と思いましたが、調べてみると
蝉の羽化のピークは7月上旬から8月上旬位だそうですね!(地域によっても違いますが…)
まだ梅雨も明けていないけれど、蝉の声も聞いていないけど……。
何か猛暑の予感が…する……(>_<)!!!
昨日無事帰国しました。
患者さん、スタッフ、熊谷崇先生はじめオーラルケアの大竹社長はじめ多くの方のおかげで大変有意義な研修となりました。
最終日には全講義に対しての質問の時間が設けられていて沢山の質問がなされました。
…
その多くはスゥェーデンの、保険制度に関するものでした。
またマルメ大学に留学中の日本人歯科医師の先生方とランチをする機会もあり様々な話しを聞く事ができました。
今回はスゥェーデン第3の都市のマルメ市にある大学のみの研修でしたのでその州に限定されていますが知りえた事は
数十年昔は国民の口腔内は惨憺たる状況であった。
国家レベルで大規模な研究を行い様々な取り組みをし良い状態へ変化した。
子供の歯科治療や予防処置は全額無料でなされた
その時期に徹底的に口腔衛生教育を行なった
同時に、フッ化物を積極的に摂取する事で虫歯の発生率が劇的に減らす事が出来た
今回のエリクソン教授のボスでもあり熊谷先生が師と仰ぐボーグラッセ教授が子供のシステムを成人に利用出来るようキャピテーションシステムを作り上げた
スゥェーデンには2通りの歯科保険制度があり出来高払い、キャピテーションシステム これは殆どが公的歯科診療所にて行われています。
出来高払いの自己負担率は日本と比べるとかなり高く全額自己負担になる事も多いがそちらを選択する人も少なくない。
キャピテーションシステムはリスクに応じて自己負担率ご変わり一定の金額を払うとメンテナンスは自己負担無し、治療になるとかなり限定された治療費のみ保険給付あり。
1年前の見直しなので治療が年越す場合は歯を残すより抜歯を希望する方が多くとの事。
このどちらにも属さない個人開業医もかなり多く、こちらは日本の昔の様に保険給付額プラス実費の差額徴収が認められており歯科医師自身が治療費を設定出来るが公表する義務があるとの事。
伝統的に個人開業医を好む患者さんもかなり多く、この場合はメンテナンスも自己負担。
鋭い質問が飛び出し将来的にキャピテーションシステムはどうなりますか?と聞くと
わかりませんとの事でした。
現在マルメ大学の患者さんは外国人のみで歯科医師同士の会話は英語は使ってはいけないそうです、また外国人歯科医師の留学も、制限したりと色々苦労がある様です。
このマルメ市においては10年前移民は数パーセントであったのが現在市民の3分の1が移民となり、数ヶ月前までは駅に野宿する移民でごった返していたそうです。
財政の状況と治安はかなり悪化しておりユーチューブなどで見ると恐ろしくなるような暴動や事件、よく無事に帰ってこれたなぁと考えてさせられます。
歯科治療は常に経済状況で変化します、歯科先進国であっり福祉国家のスゥェーデンの行く末を日本がたどらない事を祈ります。
最終日のパーティーで熊谷先生の息子さんで米国クレイントン大学で歯周病の教授で開業医でもある宮本先生のスピーチはとても印象深いものでした。
アメリカでは商店主がウォールマートに買収されると決めた値段で買ってもらえるので思考や努力を忘れてしましダンピングされても何も感じなくなると。
それは歯科医師にはあってはならない事で自分の治療費は自分で決めると。
先生は完全プライベートで保険会社も通さず開業しているそうです。
一方国家公務員の歯科医師、衛生士が多いスゥェーデン。
スピーチを聞いている反応はあえて言いません(笑)
本当に良い機会を与えて頂き関係者の方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。
おはようございます
こちらは金曜日の朝8時です。
雨が降ったり止んだりのマルメです。
…
夜もお店が早く終わるので必然的に早起きになってしまうので5時からジム行く毎日、筋肉痛の中大学まで30分徒歩で移動する毎日。
石畳みの道は本当に歩きづらくて困ります雨だと滑ります(涙)
今朝はPetersson先生によるカリエスリスク評価すなわち虫歯リスク評価の講義です。
当院でもすっかりお馴染みの唾液検査ですが久しぶりに、自分でやってみて自分の虫歯リスクの高さにビックリ(笑)
リスクは高いですが、虫歯にならないのは恐らく僕の場合は高濃度フッ素の歯磨き粉のおけげだと思います。
昨日の大半の講義はインプラント歯周炎についての話しでしたが、これはアメリカでもどこでも聞ける話でほぼ同じ内容です。
なぜならエビデンスベースとなりますから世界中の文献から紐解くわけですのでほぼ一致するわけです。
今回僕が、現地に来た目的はインプラントに関してでなく予防歯科、健康保険システム、福祉国家と言われている実際の現状など、社会的なものに興味があった訳です。
歯科関係者ならご存知だと思いますが、歯科雑誌等ではスゥェーデンは歯科医療の理想郷の様に取り上げられる一方、ニュース等では移民問題に端を発する暴動や国家予算の枯渇など温度差がありそこは実際行ってみて現地の人々に聞いてみるのが一番との思いがありました。
昨日エリクソン先生とゆっくり話しをする時間がありましたのでそこのところを、詳しく聞かせてもらいました。
やはり急激な移民の流入による財政悪化は深刻であり、歯科においては移民の口腔内の状況はかなり悪く、口腔衛生教育が追いついていないとの事。
この点においては日本は移民がいないにもかかわらず未だに解決していません。
また歯科大学教育においては入れ歯についての授業を無くす方向で来ていたものが、経済的に問題がある移民の人々の為にインプラントでなく入れ歯治療をせざるを得ないので入れ歯の授業を再開したそうです。
もう1つ高齢者で経済的に歯科メンテナンスを受ける事が出来ない人が増加しているのも頭の痛い問題との事。
驚いたのがこのよう人々に対して有効なのが高濃度フッ素を歯に塗る方法なのですが日本製のサホライドという薬に対して認可が下り素晴らしい効果があるとエリクソン先生がいっていました。
子供の乳歯の虫歯で塗ると黒くなるクスリと言えば皆さんもわかるかと。
この後の授業でかなり詳しく予防歯科国家としての歩み、または未来についてWallengren 先生が講義してくれますので後日アップします。
おはようございます。
こちらは朝の8時
本日の午前中は昨日に引き続き歯周病科starropouleus教授によるインプラント歯周炎による合併症についての講義が始まります。
…
昨日の午後はIskandalani衛生士によるスゥェーデンの歯科保険システムについての講義終了後、国営の歯科診療所の見学へ行きました。
前にも少し増えましたがこの国の歯科健康保険システムは日本と異なります。
日本の場合ではご存知の通り自己負担率は一般成人1割から3割となっています。
スゥェーデンでは成人の場合2つの選択肢があり1つは金額にもよりますが治療の総額の多くを自己負担で支払う方法とキャピテーションモデルといい一定の保険料を納め問題が起きた場合に治療を受けるシステムがあります。
この場合の負担率は患者さんのリスクに合わせてR2システムというリスク評価によって10段階の支払い額に分けられていきます。
要するにきちんと自己管理が出来ている人は負担率が少なく、ダメな人は負担率が高くなるという理にかなった システムとなっています。
そのキャピテーションシステムを選択した患者さんの為の公共歯科診療所に行った訳ですが、実に清潔で素晴らしい設備にはおどろかされました。
7時から夕方の4時までの診療時間。
米国もそうでしたがとても良い勤務時間と思います、当院も、検討の余地ありと考えいます。
歯科医師、衛生士の方達と色々な話しを聞かせてもらいましたがやはり米国と同じで学生の教育システムがきちんと確立されている事が我が国と大きく異なる事を痛感させられました。
夜は隣の国、デンマークのコペンハーゲンへ行ってきました。
電車で30分程でしたが仲間の先生のお兄様が住まわれているので案内をしてくれましたが、駅前のアンデルセンは日本のアンデルセンと知ってビックリしました。
やはり喫煙率の高さには歯科医としては驚かされますが、文化的なものなのでしょうか、不思議な気がします。